SUS304とSUS430の違い・再び
今回はあらためてステンレスの材質について、ご説明させていただきます。地味目の話ですが、知っておくと便利です。
当社で扱っているステンレスの材質は主に、SUS304とSUS430の2種類となります(それ以外のステンレスもメーカーによっては取り扱いがありますが、とりあえず上記の2種類についてお話します) 。
単刀直入にいえば、SUS304は耐食性に優れます(錆びにくい)が、価格は高く、SUS430は耐食性に劣ります(錆びやすい)が、価格は安くなります。
見た目はほとんどわかりませんが、磁石がくっつくのがSUS430でくっつかないのがSU304ですので、見分けはできませんが、区別はできます。
業務用では、通常SUS430を利用することが多いですが、業務用でコストの問題が優先するからだろうと思います。
オーダーキッチンでは、通常SUS304を利用することが多いのですが、やはり自分の気に入ったキッチンを長く使いたいと思われる方が多いからだと思います。
もちろん、手入れを十分にされていれば、SUS430でも長持ちしますので、予算のない方でもオーダーキッチンを諦める必要はありません。
※ステンレスについて(https://www.sigita.co.jp/guidance/sten/)
2018.09.13
2018-09-25 by